ゴールデンウィーク後の投資戦略
ゴールデンウィークがまだまだ続く方もたくさんいると思いますが、証券取引所はのお休みは今日までです。先週の記事ではGW中に海外で色々と起こるリスクがあるためポジションを持つのはやめましょうと書きました。実際第二の黒田バズーカが起こらず、アメリカの景気も悪いことから少なくとも先物市場では日経平均が下げています。
まず、日経平均が2万円台になって、それが今後も上昇していく条件としては今回の決算で多くの企業の二ケタ増益がありました。日経平均のPERは18倍前後を推移していて、これを16台くらいに戻すには相当な増益が必要です。18というのが高すぎるかどうかは別として、今は上昇余地はそこまで無いと考えております。
日経平均はアメリカの指標に連動する傾向があり、アメリカでは今PERは20倍を超えています。たとえ日本の株式がそこまで割高に見えないにしても、アメリカで大きな調整があれば、日本も確実に巻き込まれます。そういうわけで、僕は一時的に景気に連動する株式の保有を抑えております。
現在保有しているのはヴィレッジヴァンガード(2769)、TOKAI HD(3167)、コーセーアールイー(3246)、メガネスーパー(3318)、ラウンドワン(4680)とシーマ(7638)。合計評価額は34万円と、運用資産の3割り以下になります。シーマ以外は全て優待銘柄で、万一大きな調整に入っても配当と優待で乗りけれる銘柄を選択しております。
日経平均に関しては、先週の金曜日は下落後に押し目買いが入りやはり底堅いのかなという印象がありましたが、今後はどうなるのでしょうか。RSIも40程度になり、明日もしさらに低い始値が付けば30くらいになるかもしれません。積極的に1570とかで稼いでいくのであれば、底値をきちんと見分ける必要があるでしょう。僕もそのエントリーポイントを狙うかもしれませんが、最近調子が良かったからと調子にのらず、慎重に今後の動きを見極めましょう。