独自開発ハイブリッド投資の記録

権利日に向けて上昇する傾向のある優待株、今後の値動きのヒントになるMACDやRSI、移動平均線等の簡単な指標指標、ダウ理論等の値動きの傾向を参考にし、全てにおいてのエントリーポイントを発見した場合にのみ投資し勝率を上げるスタイルを独自開発し採用。2014年9月に始め、黒田バズーカのお陰で現在は好成績を残しているが、今後も結果を残せるかがポイント。投資判断の理由や過去の判断のレビュー、今後の注目ポイント等を記録するブログ。

4月7日ー5月8日

ここ二週間はゴールデンウィークもあり、以前も書いたとおりリスクが高いことからあまり売買は行いませんでした。現在保有しているのは前回同様ヴィレッジヴァンガード(2769)、TOKAI HD(3167)、コーセーアールイー(3246)、メガネスーパー(3318)、ラウンドワン(4680)とシーマ(7638)。評価額は33万6200円と評価損益は現在-3200円。買ってから米景気が悪いことが嫌気され、市場全体が下落するのと同時に下げた。先週末はダウもあげていて、日経先物も先週末より高いことから、少しは戻すと見ています。

今週注目したいのは前回も紹介したヒューリック(3003)。5月7日に底値をつけ戻している。テクニカル的にも条件が揃っているため手を出してみようと思います。ただ、これからはアップサイドが小さいように見えるため、何でも慎重に手をだすのが無難でしょう。

マクドナルド(2702)もまた手を出してみようと思います。4月末に一度下げていますが、これから優待の時期に入りほぼ必ずと言っていいほうど上昇するでしょう。もちろんまた何かあったら怖いですが、今のマクドナルドがこれ以上ひどくなるには相当な事が起きないと無理な気がします。

今後の相場には全体的に気をつけましょう。強気な人も多いですが、これまでずっと買ってた海外勢が売り越したりし、本当にアップサイドは小さいと思います。追加緩和でも無い限りしばらくは重そうでありながら、今追加緩和をしてしまうともう日銀には手段が残らなくなってしまうので可能性は低いでしょう。

 

ゴールデンウィーク後の投資戦略

今週のお題ゴールデンウィーク2015」

ゴールデンウィークがまだまだ続く方もたくさんいると思いますが、証券取引所はのお休みは今日までです。先週の記事ではGW中に海外で色々と起こるリスクがあるためポジションを持つのはやめましょうと書きました。実際第二の黒田バズーカが起こらず、アメリカの景気も悪いことから少なくとも先物市場では日経平均が下げています。

まず、日経平均が2万円台になって、それが今後も上昇していく条件としては今回の決算で多くの企業の二ケタ増益がありました。日経平均のPERは18倍前後を推移していて、これを16台くらいに戻すには相当な増益が必要です。18というのが高すぎるかどうかは別として、今は上昇余地はそこまで無いと考えております。

日経平均はアメリカの指標に連動する傾向があり、アメリカでは今PERは20倍を超えています。たとえ日本の株式がそこまで割高に見えないにしても、アメリカで大きな調整があれば、日本も確実に巻き込まれます。そういうわけで、僕は一時的に景気に連動する株式の保有を抑えております。

現在保有しているのはヴィレッジヴァンガード(2769)、TOKAI HD(3167)、コーセーアールイー(3246)、メガネスーパー(3318)、ラウンドワン(4680)とシーマ(7638)。合計評価額は34万円と、運用資産の3割り以下になります。シーマ以外は全て優待銘柄で、万一大きな調整に入っても配当と優待で乗りけれる銘柄を選択しております。

日経平均に関しては、先週の金曜日は下落後に押し目買いが入りやはり底堅いのかなという印象がありましたが、今後はどうなるのでしょうか。RSIも40程度になり、明日もしさらに低い始値が付けば30くらいになるかもしれません。積極的に1570とかで稼いでいくのであれば、底値をきちんと見分ける必要があるでしょう。僕もそのエントリーポイントを狙うかもしれませんが、最近調子が良かったからと調子にのらず、慎重に今後の動きを見極めましょう。

株式で損を抑える簡単なリスク管理!日経平均はー2.59%でも-0.24%で済む簡単な考え方

先日の記事で、今週は休みもありイベントも多く、既に高値圏で株価が推移していることからリスクを取り辛いということを書かせて頂きましたが、やはり昨日米国のGDPの速報値が出ましたが予想を大幅に下回り今日は1570の日経平均レバレッジETFが5%以上も下げました。

 

前回の記事に書かせていただいた通り、ちゃんと次の営業日までポジションを持つことによるリスクと、一番思い通りに行った場合のアップサイドを照らしあわせ、総合的に考えてそのリスクをとる価値があるのか、ということを常に意識しましょう。日経平均はこれだけ下げましたが、僕は資産の4分の3は既に現金化しており、保有している株式も米国の景気やドル円のレートに影響されにくい小さい優待銘柄ばかりです。リスクの高い銘柄は、5月の全体的な相場を見てから判断し参加していく予定です。

祝日とイベントを控えた4月27日、28日

明日は証券取引所は昭和の日で休みになります。そこで今日は利益確定売りもあり株価は一度押されましたが、一時的な下落と見て買いを入れる押し目買いに株価が支えられる一日でした。今日明日は米国ではFOMC、明後日は日銀会合、来週は大型連休等たくさんの休みとイベントを控え株価が重い印象がある。FOMCで米金利が近いうちに上がりそうだということであれば、円安が進み日本株にも影響が大きいだろうが、今の景気を見ると、以前より早い段階で金利が上がるとは考えにくい。日銀会合でも追加緩和を発表する確率も低い上に、ギリシャ問題が今後も続きそうであることから、強気なポジションを持ったままここ一週間を過ごすのはリスクが高過ぎると判断。同時に持たないことによるダウンサイドも少ないということで、27日はマクドナルド・ラウンドワンを利益確定売りした。

ただ、こういったイベントに左右されにくい小規模な会社や高優待株は今こそチャンスと思い、昨日注目している60社の優待株の情報をデータベースで更新し今後の注目株を幾つか見つけたので紹介しよう。

 

コーセーアールイー(3246)。最近増配しているものの株価の反応は薄く、PERも7.44と低い。PBRが1.52あることから、割安なのではなく利益が低いという見方もあるだろう。ただ、これからMACDも0を超え、RSIもまだ40程度でアップサイドはあるだろう。今年に入ってから850円を1月に超えているし、今の751円はまだまだ上昇余地があると判断。権利確定日は2月末とまだ先だが、悪くない買いだと判断。50日移動平均線が下を向いているため、これに跳ね返された場合はすぐ損切る。

 

ヴィレッジヴァンガード(2769)以前から狙っていた株の一つ。優待が1万円券と、ほぼ現金と変わらないものとしては最高である。それに加えて配当利回りも0.97%あり、チャンスがあればすぐ買いたいと思っていた株の一つ。4月13に下げた時に買えばよかったがチャンスを逃し少しばかり無駄に高い株価で買わされた感がある。ただ、最近50日移動平均線を抜け、MACDもシグナルが発生しRSIも50ないということで、思い切って参戦。11月に権利確定日もあるので、それまでには上がるだろうという多少楽観的な見方をしているが、8%の利回りには文句言えないだろう。

 

ラウンドワン(4680)昨日一度641円で売ったものの、午後に見なおして今日の634円でまた参戦。テクニカル的には最高なチャンスで、配当も3.13%、優待も含めば9.39%。ラウンドワンは彼女と行くこともあり優待はそこそこの価値がある。怖いのは赤字が続いた際優待と配当がどうなるか。ただ決算もまだまだ先なのでそこは後日判断することに。

 

TOKAIHD(3167)先日のブログで注目株だということを書いたが、それを理由に27日に参戦。これから様子見。

 

最後に、優待株ではないが注目したいのがヒューリック(3003)。不動産関係は今手を出し辛いので難しいが、ヒューリックはここ一年近くすごく予想しやすい推移をしている。RSIが30を切り、MACDも0を切り移動平均線下で推移していることから、うまく逆張りできればリターンは大きいでしょう。GW後にまだチャンスがあると見れば参戦するかもしれない。

 

高勝率株式投資、優待株のテクニカル指標を参考にし利益を得る独自開発投資スタイル

このブログを始めるのと同時にまず僕の投資スタイルを説明させて頂きたいと思います。一言でまとめると、タイトル通り、勝率を最大限上げ、主に優待株のテクニカル指標を参考にするスタイルです。

 

まず一番のキーワードは高勝率。勝率を上げる為、一度の利益は他のスタイルと比べて低いかもしれません。基本的に一つのポジションで5%程度の利益を狙い、本当にうまく行った場合のみそれ以上保有することにしています(詳細は次回)。なので、株で人生一発逆転!なんていうことを目的としている方や、株で生きていこうと思っている人にはオススメしません。ただ、僕みたいに、貯金するくらいなら少し資産運用してみようという方はお小遣い稼ぎくらいにはなるかなと思います。今はNISAもありますし、一年間で100万円程度の運用を考えている方には最適な投資スタイルかなと思います。ちなみに僕は122万円で始めました。

 

優待株を狙う理由としてですが、それは人気な優待株は毎年権利確定日に向けて株価が上昇する傾向があるからです。最近、権利確定日の何ヶ月も前に買い、確定日の直前に売って確実に利益を出すスタイルをよく見ますが、それもこの傾向を利用したスタイルです。ただ、僕のスタイルはそれだけではありません。勝率を最大限に上げる為、万が一自分の読みが当たらなかった場合も、バックアップとして権利日に向けて上昇してくれれば損をせずに済むだけであって、勝率を上げるにはそれだけでは不十分だという考え方をします。ですので、基本的にエントリーポイントは、権利確定日の2-5ヶ月前に限定します。

 

では、他にエントリーする際何を考慮すれば良いのでしょうか。まずはテクニカル指標です。株式投資に興味を持たれている方は知っているかもしれませんが、多くのテクニカル指標というものがあります。それは、株価のデータを利用し、投資家の心理を判断したり、統計的にみて次どのような動きをするかを判断するために計算された「指標」です。僕のスタイルは主にMACDとRSI、50日移動平均線を利用します。判断に迷った場合はサイコロジカルラインやモメンタム等も利用します。こちらの指標の説明は長くなってしまうので他の記事で後日させて頂きます。今すぐ興味のある方はグーグルで調べればたくさんでてくると思います。

 

まずテクニカル指標を使用する一番の理由は、テクニカル指標と相場の動きは統計的に見ると明らかに関係性があるからです。RSIは30以下になると売られすぎだ、MACDは0付近でゴールデンクロスを生成すると上昇トレンドに転換する、サイコロジカルラインは25程度になると売られすぎだ、移動平均線のゴールデンクロスを生成すると株価は一気に上昇する、等。先ほどの優待の権利日に加えて、基本的にはMACD、RSI、移動平均線の3つにおいて買いだというシグナルが出ている場合にのみエントリーします。

 

ただ、気をつけないといけないのは、これらは全て統計的に見てどうだったか、というだけで、実際どの様な動きをするかはわかりません。テクニカル指標の記事を読むと良く「だまし」という言葉を見かけます。これは、実際シグナルが現れていても動いて欲しいように株価が動いてくれない時の事を指します。こういったことが起こる理由はいくつか考えられます。たとえば、会社が倒産仕掛けている時に連日ストップ安でRSIが10だ!書いだ!と言っても違うのは明らかですね。この様に、根本的に会社が完全に変わってしまった場合はRSIも役に立ちません。更に、テクニカル指標というのはただデータを計算式に当てはめて数値化したものです。特に何も無い場合でも、たまたまシグナルが発生してしまう場合もあります。そのため、テクニカル指標を利用する際は、他の面(他の指標、トレンド等)でも買いサインが出てる時にのみ動きましょう

 

株を買うときに売る時にもう一つ考える事は、ダウ理論です。ダウ理論も後日の記事に書きますが、基本的には上昇トレンドや下降トレンドについての理論です。簡単に言えば、上昇トレンドの際はたくさん買いが入るものの途中で利益確定売りや押し目買いが入りジグザグ形に上昇していくこと、下降トレンドの際はたくさん売りが入るものの途中で押し目買いや損切り等が行われジグザグ形に下降していくことだということです。逆にいえば、このジグザク型のチャートを発見できれば、今上昇トレンドの最中であるのか、下降トレンドの最中であるのか判断できるということです。

 

上記の全ての条件を揃えた株が見つかった場合はチャンスです。どれか一つが欠けてる場合は、他の要素を見たり、様子を見たりしても良いです。最後に買う時は、その会社のニュースや、最近の業績や、信用取引のデータ等を見て判断します。大きなイベント前はその株が関係なく市場全体で大きな値動きがある場合がありますので、そういった場合はイベント終了後に動きましょう。

 

簡単にまとめると僕のハイブリッド投資スタイルとは上記の通りです。押し目買いやダウ理論、テクニカル指標については後日また書かせていただきます。簡単にまとめますと、この方法は、複数の買いサインを探すことで勝率を最大限にし、更に優待株を選ぶことで間違えてしまった場合でも権利確定日に向けて株価が上昇してくれることによってい結果的に勝つ、というスタイルです。

 

 

4月20-24日

今週は相場が良かったため調子が良く利益は2万円程。

日経平均が遂に2万円ラインを持続的に超え、一時期2万200円以上も記録。

日経平均レバレッジインデックスETF(1570)は週明けに20口買い、金曜に利益確定(1万4000円くらい)。

同じ時期にマツダ(7261)も100株買い、同じく金曜日に4000円程度の利益の確定。本来持ち続けたいところだが回も一服した感もあり、ユーロ圏での販売に頼っているマツダはリスクが高いと判断。マツダはまだまだ出遅れ感があり後日参加しても良いだろう。

金曜日は週末であること、ギリシャ関係の不安がまだ残っていること、少し過熱感があるのではないかということで殆どのポジションで利益を確定。

現在の保有株は:

マクドナルド(2702)100株、+3800円

16日ー21日にかけてまた悪いニュースで大きく下げたものの、やはり優待目的で買う個人投資家が多くすぐ戻す。長期保有される傾向があり一時的なニュースには中々反応しない。22日に2575円でエントリー。この時点ではRSIも30ちかくになりMACDもシグナルから離れこれから戻すと判断。50日移動平均線もまだ上向きで株価もそれ以下であり、ダウンサイドリスクも少なく、上昇余地があると判断。6月末の優待も受け取るために今後も保有する予定。

 

メガネスーパー(3318)100株、+400円

キャピタルゲインよりは、優待目的で保有中。夏にメガネを買い換えるかコンタクトを買うかと思っているところなので、優待券の価値は大きい。一時期400株を保有していたが、4月16日に60円で売却済み。残りの100株は長期保有予定。

 

ラウンドワン(4680)100株、-300円

一時期優待目的で購入したものの、一度損切り。4月16日に641円で再エントリーするも、株価は軟調。50日移動平均線は下を向いているものの、MACDゴールデンクロスが近づいているのと、RSIが30近いことから現状維持することに。今後似たエントリーポイントを探す場合はMACDやRSIだけではなく50日移動平均線も見たほうが良いかも。ユーロの値動きに影響される可能性は低そう。

 

シーマ(7638)100株、+/-0円

ニーサの枠がまだ2000円残っていたため24日に購入。ダウンサイドリスクが少なそうであることから、試しに購入。特に大きな理由はない。

 

 来週は50日移動平均線を破った東芝(6502)に注目。RSIも上昇し始め、MACDゴールデンクロスを形成中。出遅れ感もあり、長期投資に向いているか。月曜日の始値に注目。

 

他にも、富士重工(7270)に注目。ROIも高く最近高く評価されずっと上昇していたが、12月頃から大きな動きは無し。アップサイドは株価に織り込まれているかもしれないから要注意だが、決算後の爆上げに期待できるか。50日移動平均線もやぶり、MACDゴールデンクロスも形成済み。RSIはまだ55くらいで、乗り遅れたが決算に向けての上昇を食えるか。

 

TOKAI HD(3167)は3月の優待権利日をすぎ一度下落トレンドに入る。20日に最近の底値を付け、反発するか注目。ついでに優待でも貰えればラッキーという姿勢。

 

キング(8118)。やはり3月の権利日に大きく下げる。特に割安感は無いが、50日移動平均線が上向きで現在その下を推移している。RSIも30に近づき、エントリーポイントはみつかるか。サイコロジカルラインが25を切っていることにも注目。

 

ラサ商事(3023)は2月の爆上げ以来軟調。それ以来少し下げ、今は50日移動平均線以下を推移。RSIも30に近づき、MACDも長い間シグナルの下を推移。サイコロジカルラインも低く優待も良いため条件が揃えばエントリーを検討する。

 

ブックオフ(3313)は3月の優待権利日後大きく下げている。900円前後で安定している様子。ここは今50日移動平均線は上を向いているが、連日下げている為これが転換するリスクがある。ただ現在は移動平均線より下で値動きしている為、様子を見る。

 

運用資産サマリー:

買付余力 1,032,745円

保有資産 331,200円

合計 1363945円